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Jyoji Sawada plays Upright Piano

by Jyoji Sawada 沢田穣治

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spbetr Very concentrating music, at the same time- out of focus and calming with this Favorite track: "Out of Place Artifacts" 場違いな工芸品(CDR Version) FLAC.
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    45 munites cassette tape with Bonus CDR (including the full length remastering version and a bonus track)

    "Jyoji Sawada plays Upright Piano"
    Bar Cane's開店18周年記念作品(限定100本)

    「ショーロ・クラブ」のコントラバス奏者・沢田穣治、初のソロピアノ作品

    11のモチーフで構成された41分ノンストップのピアノ組曲。「規格外」音楽家・沢田穣治のBar Cane'sにおけるレコーディング・ライブを残響と空気感と共に生々しく収録したカセットテープ新作!

    『工芸品とはそれぞれが思い描く人間が生み出した工作物、表現すべてをさしていますが、或るときは原発など平和利用といいつつ環境を根こそぎ破壊するものなど、清濁すべて併せ持つものとしての工芸品を例えています。』

    "Out of Place Artifacts" 場違いな工芸品
    (All Composed by Jyoji Sawada)

    "Out of Place Artifacts" 場違いな工芸品

    Side A : M1~7

    M1 不可思議な気配を感じる工芸品 0:00~
    M2 とんでもない空間と時間におかれた工芸品 4:59~
    M3 透き通った黒い工芸品 7:25~
    M4 こころ揺さぶる工芸品 12:15~
    M5 こころを失くした工芸品 14:37~
    M6 清濁な青の工芸品 15:40~
    M7 誤動作が絶えない工芸品 19:25~

    Side B : M8~11

    M8 それぞれの思いの工芸品が置かれた空間 22:12~
    M9 なんともならない工芸品 28:01~
    M10 清濁な音を奏でる工芸品29:21~
    M11 静寂な未来、失くしてしまった工芸品 34:57~

    別マスタリングによる同曲のノーカット版とボーナストラックを含めたオマケCDR付き! 

    ジャケット切り絵:似鳥純子 デザイン・野口新 トランス:ヒヨコ電子 CDマスタリング:田尻有太 
    録音・技術:JBK Acoustics 制作:JBK Records

    ライナーノーツ

     沢田穣治という音楽家を説明するのは非常に難しい。これまでに関わった録音作品は200を超えるという。まずはコンポーザー、アレンジャー、プロデューサーとして、歌謡曲、アニメ、現代音楽やアンビエントまで、一言で捉えられるようなジャンルは見つからない。演奏家としては「ショーロ・クラブ」のコントラバス奏者として最もよく知られているのではないだろうか。ブラジルの古い音楽スタイルである「ショーロ」を現代に再生させたようなトリオであるが、だからと言ってブラジル音楽の枠だけで捉えるのはあまりにも乱暴である。弦楽から即興音楽までベーシストとしての演奏活動も幅広いが、それ以外にもギターを弾いたり歌ったり、さらにはバシェ音響彫刻と、ある雑誌で「規格外」と形容されたとおり、まさに自由な音楽家と言うしかないのだろう。

     さて本作は、そんな沢田穣治の初めてのソロピアノ作品である。ベースを弾こうが編曲をしようが、ピアノであろうとも沢田穣治の音である。にごり、うねり、くぐもり、専門のピアニストには出せないような微細な表現を聞いていただけるよう音作りをしたつもりだ。本作と同じく"Jyoji Sawada plays Upright Piano"と銘打ったライブでは一曲41分を一気に弾き上げた。即興演奏のようにも聞こえたが、10個ほどのモチーフが用意されていたようである。結果的には全部で11の小パートに分かれた組曲のような構成となっている。

     曲名と各小品に付けられたタイトルについて、沢田本人のコメントを紹介しておきたい。『工芸品とはそれぞれが思い描く人間が生み出した工作物、表現すべてをさしていますが、或るときは原発など平和利用といいつつ環境を根こそぎ破壊するものなど、清濁すべて併せ持つものとしての工芸品を例えています。』

     録音はダイナミックマイクを5本使い、リバーブなどの処理はしていない。イコライジングも最小限に留め、あとはアナログ・テープの力である。CD-Rの方は当店の古ぼけたアップライト・ピアノならではのペダルを踏む低音をやや強調した別マスタリングになっており、音量は目一杯大きくしたカセットとは逆にクラシック・レベルの小さめ。前後半ノーカットの完全版と、ボーナスに「気楽に」と言って弾き始めた同じライブのアンコール曲を収録した。

     私事ではあるがこのレコーディングライブの前日に父親が急死した。演奏者には知らせなかったはずだったが、どこかレクイエムのような趣きを湛えているようにも感じられる。カセットテープには折り返しの都合上B面最後に3分ほどの余白ができたので、生前4日前まで好きな山登りをしていた父の魂の、過ぎ去り消え去っていくような山の風の音を加えさせていただいた。

     録音から半年以上かかってしまったが、ジャケットの切り絵、デザイン、ハンドメイド・トランス、マスタリングと全て身近な仲間の力を結集して、私にとって2018年を象徴するような作品ができあがった。皆さんはこの音楽をどのようなシチュエーションで、どのように聞くだろうか。もしかしたらずっと年月が経って、私たちが死んだ後に聞く人もいるかもしれない。だから何度聞いても飽きることのない、全く独自で時代を超えるであろう「世界の沢田穣治」の音楽を形にして残すことができたことに、静かな興奮を覚えている。

    2019年1月 
    Bar Cane's 似鳥元悟

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Bar Cane's開店18周年記念作品 (限定100本)
"Jyoji Sawada plays Upright Piano"

「ショーロ・クラブ」のコントラバス奏者・沢田穣治、初のソロピアノ作品

11のモチーフで構成された41分ノンストップのピアノ組曲。「規格外」音楽家・沢田穣治のBar Cane'sにおけるレコーディング・ライブを残響と空気感と共に生々しく収録したカセットテープ新作!

『工芸品とはそれぞれが思い描く人間が生み出した工作物、表現すべてをさしていますが、或るときは原発など平和利用といいつつ環境を根こそぎ破壊するものなど、清濁すべて併せ持つものとしての工芸品を例えています。』

"Out of Place Artifacts" 場違いな工芸品
(All Composed by Jyoji Sawada)
Side A : M1~7 Side B : M8~11 [C-45]

別マスタリングによる同曲のノーカット版と
ボーナストラックを含めたオマケCDR付き! 

Side A : M1~7

M1 不可思議な気配を感じる工芸品 0:00~
M2 とんでもない空間と時間におかれた工芸品 4:59~
M3 透き通った黒い工芸品 7:25~
M4 こころ揺さぶる工芸品 12:15~
M5 こころを失くした工芸品 14:37~
M6 清濁な青の工芸品 15:40~
M7 誤動作が絶えない工芸品 19:25~

Side B : M8~11

M8 それぞれの思いの工芸品が置かれた空間 22:12~
M9 なんともならない工芸品 28:01~
M10 清濁な音を奏でる工芸品29:21~
M11 静寂な未来、失くしてしまった工芸品 34:57~

(Bandcampサイト註:1曲41分とサイズが大きく、片面ずつでもBandcamp上の限界値を超えてしまい現在ダウンロードできません。ファイル分割を考えます。しばらくお待ちください。)

credits

released February 1, 2019

Solo Piano : Jyoji Sawada 沢田穣治

All composed by Jyoji Sawada
Recorded live May 4 2018 at Bar Cane’s, Fujisawa JPN
Engineering : JBK Acoustics
NO REVERBED
Outro : Beech Forest in Nishi-Tanzawa, summer 2018
Processing : Hiyoko Trans
Kirie(Cut-out) : Junko Nitadori
Cover Design : Arata Noguchi
Production : JBK Records

ライブ録音につき店内外の音が収録されております。
2018 JBK Records

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JBK Records Fujisawa, Japan

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